代表挨拶
1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災では、多くの在日外国人も被災しましたが、避難所やライフラインの日本人向けの情報が外国人にとって難解であり、完全に理解できないことが理由の一つであると判明しました。
これを発端として、現在、日本全国の各自治体では『やさしい日本語』で、災害や避難を伝える具体的な案文や地図を作成しています。
また、昨年11月に入管法改正案が国会を通過し、今年4月から施行されます。日本の未来において、日本人と外国人が『共生』していく社会が確実に近づきつつあります。私たちには、これから日本社会を支えるのに必要不可欠になっていく外国人移住者に、最低限の日本社会のルールを教え、保護を与え、暮らしやすい生活をしてもらう義務があると思います。
そのためには、普通の日本語よりも簡単で、外国人にもわかりやすい『やさしい日本語』で外国人とコミュニケーションをとることが必要です。そこで、私たち【プラン福岡交流会】と【ようこそ日本語教室】の有志が新たに【やさしい日本語・HAKATA】を立ち上げました。
【やさしい日本語・HAKATA】の第一回は
2月2日(土)です。最初のテーマは『お正月』です。『やさしい日本語』を使い、日本のお正月を理解してもらい、あわせて世界の正月も紹介してもらい、市民中心の草の根交流を図りたいと思います。