やさしい日本語 HAKATA blog

簡単な日本語を使って、外国の人と交流

世界のお正月イベント 2019年2月2日

22()に『やさしい日本語・HAKATA』の第一回イベントが開催されました。場所は、アクロス3Fの交流室。1時半から開始です。参加人数は20名で、半数はネパール・韓国・マレーシア・バングラディッシュ・中国・インド・スリランカ・フィリピンなどの外国人の方です。初回ということで、別府の板橋先生が参加されました。

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 最初は、班ごとに分かれて、『お正月』と『節分』の話。「鏡餅の意味は?」「どうして正月にお雑煮を食べる?」「神社の参拝の方法は?」外国人の疑問はつきません。説明する日本人も、意外とわからないことが多く、それぞれの班で活発な議論がかわされました。

 一段落したところで、一緒に「お正月」と「一月一日」の合唱です。私達、日本人も何年も歌わない歌。子どもの頃に戻った感じでした。もちろん、「やさしい日本語」で歌詞を説明いたしました。

 次いで、お菓子をつまみながら、日本と世界のお正月遊びを体験します。「福笑い」「双六」「カルタ」には、外国人も好奇心ありありでゲームを楽しんでいました。


やさしい日本語 世界の正月イベント 2019年2月2日 福笑い

特に一番盛り上がったのは、ナマルさんのスリランカの正月遊び。ホワイトボードに描かれた象の絵に目隠しをして目を入れていきます。いわゆる「スリランカの福笑い」です。目隠しのために変な場所に目がつき、笑いの渦が巻き起こります。

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やさしい日本語 世界の正月イベント 2019年2月2日 スリランカの福笑い

 最後に、外国人がそれぞれの「お正月」についての紹介です。国ごとに、しきたりやルールが異なり、異文化を知る面白さがありました。

 初回としては、慣れないこともあり、進行にバタバタしたところがありましたが、参加者それぞれが満足されていた様子でした。これから、少しずつ内容を検討していき、より充実したものにしていきたいと思います。

 次回の予定ですが、花見の季節でもあるので、

331()12時から「花見」をテーマに開催いたします。一時がらは、中央公園で外国人と交流しながら、花見を行うつもりですので、奮ってご参加ください。

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