やさしい日本語 HAKATA blog

簡単な日本語を使って、外国の人と交流

【優しい日本語第3回 世界のお祭り】

 優しい日本語の3回目は、世界のお祭りがテーマです。福岡の三大祭り(どんたく・山笠・放生会)と世界の祭りの比較をするのが目的です。

日時は9月14日(土)の10時から、アクロス3階の交流室で開催されました。参加者は日本人と外国人が半分ずつ20人ぐらい。外国人は、中国・韓国・アメリカ・タイ・マレーシア・ベトナムなど、いろいろな国の人達です。

 最初に平田さんからパワーポイントを使って、『福岡の三大祭り、どんたく・山笠・放生会』の説明がありました。それぞれの祭りの起源・期間・特色・タブーなどについて興味深く語られ、外国人もとても関心を寄せていたようでした。

 その後にグループに分かれて、博多及び日本のお祭りについて、日本人から説明がありました。外国人も日頃の疑問をぶつけて、日本文化の理解に役立っているようでした。

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 次いで、もぐもぐタイム。昭和30年代の駄菓子が提供されました。特に、外国人に喜ばれたのが《棒つきスルメ》でした。同時に、百田さんによるお祭り三択クイズが行われました。

賞品もかかっているだけあって、熱気が会場に溢れました。

 次いで、博多の結婚式や祭りの最後に歌われる《祝いめでた唄》の紹介です。まず犬伏さんが朗々と祝い唄を歌われた後、皆で合唱しました。

外国人にとっては、少し難しかったかなという感じでした。

 さて、後半になると、今度は外国人の方から自分の国のお祭りの紹介です。グループでの説明の後、皆さんの前で発表してもらいました。

各国それぞれに独特のお祭りの形があり、日本人の私達にとって、新鮮な驚きでした。

 特にアメリカ人のキム・ジュンさん。感謝祭についてわかりやすい説明があり、アメリカについての知識が広がりました。

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 また、ネパールのバラズリさんは、女性だけのお祭りについて、ユーモアを交えながら話してくれました。


優しい日本語第3回 世界のお祭り

 最後はタイのリンリンさん。この日のために浴衣を着られての参加でした。とても可愛らしくタイのお祭りについての紹介をしてくれました。


優しい日本語第3回 世界のお祭り

 最後の締めは、犬伏さんによる博多一本締めです。エイショーエの掛け声が会場に響き渡りました。

 会議が終わった後は、お待ちかねの放生会見学です。箱崎宮に参拝の後、『おはじき』などのお店を見学して、昼食を一緒に取りました。放生会は外国人だけではなく、日本人でも初めての人もあり、とても有意義で充実したイベントになりました。

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次回のテーマは、【世界の結婚式】です。どんな結婚式があるか、今からとても楽しみですね。